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お役立ち情報
(お仏壇編)

お仏壇の購入時期

お仏壇は、字のとおり仏様(阿弥陀如来)がおられる壇です。

阿弥陀様の真実の教えを仰ぐのは生きている私たちです。「家族の誰かが亡くなってから仏壇が必要になる」というわけではありませんので、いつ購入してもいいのです。

つまり、「故人が宿るところ」ではなく、お仏壇を通して「阿弥陀様に出逢う場所」「仏となった故人のお人柄やお心に出会う場所」という感じでしょうか。

ご本尊

浄土真宗の仏壇は、中央に阿弥陀如来、向かって右側に宗祖親鸞聖人、左側に本願寺第8世中興の祖蓮如上人を掲げます。

お仏壇の家主は阿弥陀様です。三幅すべてが入らない場合でも、阿弥陀様だけは必ずお迎えしましょう。

なお、阿弥陀様や親鸞聖人・蓮如上人の掛け軸は本山からお迎えすることになっています。まずはお寺にご相談ください。

お位牌と過去帳

浄土真宗ではお位牌は使いません(必要ありません)。

お仏壇が「お位牌置き場」になって肝心の阿弥陀様が見えなくなっているお仏壇を見かけます。是非、過去帳を用いてください。

お位牌に故人の霊が宿るという考えがありますが、お仏壇は阿弥陀様に出逢う場所であって、故人を祀る場所ではありません。

そもそも「霊」という考え方が、浄土真宗にはありません。

今あるお位牌のお焚き上げや、過去帳のご購入は、お寺にご相談ください。

ローソク

ローソクの光は、阿弥陀様の「知恵」、熱は「慈悲」を表すといわれます。

ですから、ローソクの火は阿弥陀様のお徳として味わられると良いでしょう。

おりん

おりんは、読経などお勤めの時に打ちます。読経しない場合は打ちません。

但し、「気分がでない。どうしても打ちたい!」ということであれば、打っても良いかと思います。

お香

昔から、自身の体臭などを消すために使われてきたようです。また、お香の薫りは隅々までゆきわたる阿弥陀様のお慈悲として味わうこともできます。

お花

お仏事以外でも、お花は「敬愛や感謝」を表すときに用いられます。

したがって、お花をお仏壇に荘厳するということはごく自然な行為と考えられます。

お仏飯とお供物

お仏飯は、本来は毎朝ご飯を炊いたときに一番にお供えするものですが、毎朝炊かないのであれば炊いたときにお供えすれば結構かと思います。

お供物は、餅・菓子・果物のことです。

これらお供え物は、私たちが生きてくうえで欠かせないものです。この命の恵みを阿弥陀様のお恵みとして感謝しましょう。