〒106-0046 東京都港区元麻布1-2-10
地下鉄麻布十番駅から徒歩3分 駐車場:あり(5台)

お電話でのお問合せ・ご相談はこちら

03-3451-6357

お役立ち情報
(その他作法編)

念珠

珠(たま)にはいろいろな種類がありますが、お好みでお選びいただければ結構です。

合掌の際は、房を下にして両手に掛け、親指で軽く押さえましょう。指と指を開けずに胸のあたりに構えます。

※片手に掛けたり、長い念珠の珠をこすり合わせたりはしません。

門徒式章

「肩衣(かたぎぬ)」が簡略化されたものです。本派では門徒式章を着用することで“正装”とみなされます。

お包みの表書き

通夜・葬儀に参列される場合は「御仏前」「御香典」などと書きましょう。本派では“霊”という考え方がないので「御霊前」とは書きません。

また、お寺へのご進納はすべて「お布施」で問題ありません。

法名

本派には戒律がありませんので「戒名」とはいいません。仏法をよりどころとするため「法名」といいます。

※法名には「信士」「居士」「大姉」「信女」などの“位号”はつきません。

“ご冥福をお祈りします”

故人に対し、“死後の幸福をお祈りします”という意味ですが、本派では亡くなると同時に極楽浄土に往生すると考えますので、使わないほうが無難でしょう。絶対NGというわけではありませんが“極楽浄土に往生したから祈らなくていいですよ”という感じでしょうか。私個人的には“お悔やみ申し上げます”“ご愁傷様です”も少し違和感があります。

ご遺族に対し、“謹んでご追悼申し上げます”などが一番教義にあっていると思います。

 

天国とお浄土

ご葬儀などで喪主様が、「故人は天国に...、」とか「草葉の陰で...、」とかご挨拶されることがよくあります。

天国はキリスト教での「Heaven」の訳です。仏教では「お浄土」といいます。

また、浄土真宗では、故人はお亡くなりになった瞬間にお浄土に往生されるので、草葉の陰にはいません。